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Re: 災害対策情報とグーグルマップ

参加者が増えて嬉しいです(^^)

 

もし宜しかったら総務省の「東日本大震災における情報通信の状況」をご覧ください。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h23/pdf/n0010000.pdf

「図表1-4」によると、電波が止まった携帯基地局は、地震直後で約3000カ所、
津波到達後に6500カ所、10日後に1000カ所と復旧しました。

全く電波が使えなかった場所と僅かには届いた場所、通信渋滞が発生した場所があったようです。
完全に使えるか全く使えない状態になるか、ではないわけですね。

まず被災直後、津波到達前までなら100%ではないものの通信インフラの稼働はありました。
緊急避難情報が必要になるのはこのタイミングです。
そして津波によるインフラ破壊と、停電により充電できないことが理由で、
被災の規模が大きい人ほど連絡を取るのが難しくなります。また、その余裕もありません。
それでも通信がしっかりと生きている区域はあります。

 

3.11の時に被災者がネット利用して役に立ったサービスのひとつはツイッターでした。
ツイッターで避難所からのSOSが届いたニュースはまだ昔の話ではありません。

もちろん災害関連アプリなども活用されましたが、すでに使い慣れ訓練されたSNSで、
スマートフォンのトップ画面から手続きなしで書き込め、
くわえて国内でこれより優れた情報拡散手段はないからだと思います。

 

 

こちらはGoogleクライシスレスポンス「被災地でITは役立ったか?」です。

http://www.google.org/crisisresponse/kiroku311/chapter_05.html

大きな被害にあった東北地方沿岸部であれば、真っ先に知りたかった情報は、避難場所であり、余震への対処方法であったろう。
震災発生からわずか 1 時間 46 分後、Google は安否確認サービス”パーソンファインダー”の提供を開始し、その後 17 時 7 分にはクライシスレスポンスページを立ち上げて地震情報の掲載を始めている。そのことはすぐさま Twitter などを通じて広がり、大きな話題を呼んだが、はたして被害の大きかった東北の被災地にもちゃんと伝わり活用されていたのか。

 

残念ながら、未知のサービスを使ってみようという余裕は誰にもありません(^^;)
被害に遭う前から十分に訓練されていたものしか活用することができません。

ですので、ツイッターと同じくトップ画面でオッケーグーグルすれば手慣れた画面が現れ、
啓発や訓練を不要として情報を得られるのが望ましいと思います。
防災専用の特別なサービスというのは、私たちのように関心がある人は用意しますが、
関心がない人は用意しない恐れがあります。
その点グーグルマップは多くの人に利用訓練が行き届いたインフラなので、
情報格差を少なくできるのがメリットです。

 

千葉県在住の菊田智さんも、出身地気仙沼の安否情報をパーソンファインダーで検索・入力し、周囲への啓蒙活動に精を出していた。

角田市から仙台市中心部の事務所に戻ってきた渡辺一馬さんも、パソコンで Google の通行実績情報マップを参照しながら、沿岸地域に支援に向かうボランティアスタッフに携帯電話でルートの指示を出していた
これは筆者の仮説だが、Google を始めとする情報サービスは、被災地に支援の手を差し伸べようとした人々をうまく補助した可能性が高い。

 

ネット情報を冷静にまとめ上げられるのは非避難者です。

LINEは震災直後の傷んだ通信環境でも個人連絡が取れる手段として開発され、
爆発的に普及しました。誰か信頼できる人が被災者に非被災地域から情報提供できれば、
通信インフラの痛みにある程度対応できると思います。


現在でもグーグルマップはオフライン用に一部の都市を保存できますが、手間があります(情報格差の恐れ)。
傷んだ通信のトラフィック確保という意味で、
最低限の解像度で全国地図のオフライン保存ができたほうが良いと思います。
そして情報格差にならないよう勝手に保存されるのが望ましい。
一方でスマートフォンのオフライン利用については、
インフラが破壊された地域での震災直後の避難用なら瞬間的に活用できますが、
それ以外での使い勝手がどうか、電源があって電波がない状況がどれほどか、
啓発や利用訓練がどの程度できるか、情報格差がどう発生するか…
という視点が必要かもしれません。
そして地元ではない場所で被災した場合、
どの程度オフライン情報を活用できるのかも重要だと思います。

 

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Re: 災害対策情報とグーグルマップ

さて、ここまでの書き込みで気になった点を・・・

 

@粟原大軸

やはり学校の撮影というのは抵抗がありますね。

今のこのご時世、疑われるようなことはしたくありませんし、基本的に子供には関わらないほうが吉です。

ということで学校の写真撮影は、撮影許可と言うか、防災訓練時の撮影などで可能場場合に限定されます。

小中学校の敷地内にレンズ向けることさえ無理です。

 

海抜ですが、Yahoo!地図並にGoogleマップの表示モードが多彩であれば標高のラインを参考にマイマップから線引きはできそうです。

点で海抜を表示しても、避難経路の海抜までは分かりませんからね。

東日本大震災のとき、津波がすぐそこまで来ているのに走れない。早く歩けない人が飲み込まれて数多く亡くなられていると思います。

YouTubeあたりで当時の動画やニュースなどは見ることができます。地点の標高がいくらだとかは、避難所付近からほとんど移動しない人には有効でしょう。

そのときに居る場所から最も近い避難所に移動する場合は大して重要なデータではありません。

なにせ、災害はいつ、どこで起きるか分からないからです。関東平野は平面のように見えて山あり谷ありですからね。

巨大地震のときにどのような被害となるかはそこに住んでいる人が事前に起こりうることを行政が出しているデータで大凡把握しておくことしかできません。

 

避難所の看板ですが、緊急性のある避難と、災害がある程度収束したあとに仮の生活拠点を得るための避難があります。

津波は前者。津波が収まったあとが後者です。

ただどうでしょう。地震が発生したとして、建物が倒壊するほどの地震であれば、倒壊する建物や倒れるビルの影響範囲から緊急退避する場合の一次避難に関する情報源が必要でしょう。

 

稟議が通らないですが、たぶんそれ以前の問題でしょう。

たぶん、どこの誰かわからない人の指図は受けないというのが役所でしょう。

そして、自分たちが作った資料が一番良い出来で、一番わかり易いと思っていると思いますよ。

役所の作る書類や様式なんて形だけとりあえず作ったということで満足してしまうものが大半です。

そして可能な限り自分の仕事は増やしたくないとも考えているでしょう。

解りやすいかなんて二の次でしょうから。それは役所の観光部門のマップを見ると一目瞭然です。こんな地図で現地に行けるか!ってのが多いですよ。

所詮、作ってるのはただの人です。指摘する人が居なければどこに不備があるのかさえ気づかないと思います。

 

我々ローカルガイドはここでは誰がどのような事に詳しい。何が得意であるということは分かります。でもここ以外人から見れば、「どこかの誰か」でしかありません。こういった内容のトピックに出てくる人も大体決まっています。

とすれば、こういった事に関心があるローカルガイドは誰であるかくらいはGoogleのモデレーターやコミュニティーエキスパートしか知りません。であれば、Google側から実際に使えそうな人を、そういった案件が行政から話が来た時点で紹介するくらいはできるかもしれません。

 

@YasumiKikuchi

 

(避難所)ですか、なるほど。公共施設ですとできますが、名称に関して誰かが情報の修正とかで消されたりしませんか?

また、学校ですと、学校名の後に(避難所)という追記もしているのでしょうか?

それとも学校は基本的に避難所であるからそれは追記しないという感じですか?

 

避難所のカテゴリーは欲しいですね。というよりも、カテゴリが一つしか選べないというのはちょっと不便ですよね。

そもそも、カテゴリが文字入力で候補が出るのもアリですが、見つからない場合は一覧からチェックボックスで該当するカテゴリを☑できる方法があれば便利です。

質問で「ここは避難所ですか?」が出るようにしたい施設は、学校と体育館、文化センターや図書館などの公共施設と公園などでしょうか。

ちなみに青森市の場合津波発生時に避難する高い建物が役所から配布されています。東日本大震災以降は、うちの会社の支店や事業所のある自治体の防災ページを見る限り、津波の影響エリアおよび、斜面の崩落の危険があるハザードマップがかなり充実しました。

 

スマホに音声で避難場所をナビさせる場合、地形データから避難方向に矢印が出るとかだったら良いかも知れませんね。

仕組みとしては、震度から想定される津波の高さ。現在地の海抜。影響範囲避難可能な海抜の高い場所へ続く最短の道路をGoogleのナビで指示するのも良いかも知れません。津波に関しては地震発生時に自動的にナビが起動すると避難方向が分かります。それこそ地図が読めない人や方向音痴の人であれば矢印だけでも避難方向がわかります。斜面崩落の危険がある場所にいる場合は、斜面の崩落影響範囲から退避するまで矢印が出るとか。

 

ローカルガイド50万人ですが、Googleマップの口コミを見る限り、口コミ数や写真投稿数が非常に少ない人がほぼ9割9分くらいでしょうか。

田舎なのでこんなものですが。

そう考えると実際にローカルガイドとしてそこそこの活動実績がある人というフィルターを掛ければ・・・レベル6以上としても6万5千人。

全然足りていませんね。中には写真オンリー。星をつけるだけの人も居ますでしょうから実際に動ける人はほんの一握りかも知れません。

 

@HiroyukiTakisawa

 

イタズラ防止・・・あっ!そうか。行政が公共施設すべてをマイビジネスで管理すれば・・・とか?(笑)

 

オフラインマップですが、それこそベクター画像でも良いんですけどね。道路に合わせて線の色と太さを変えればそれなりに見栄えは確保できます。

ベクター画像はテキストベースですので容量は殆どありません。狭い生活道路を省いても全然OKですし、市町村道までカバーすれば略図として十分に機能します。

ゼンリンのデータをそのまま使えないのであれば,Googleで今使用しているゼンリンの地図のベースから国道、都道府県道、市町村道までを略式で生成し、Googleマップにマップデータとして包括してくれれば問題は解決します。

可能であればOSMモードの地図レベルまでカバーしてくれれば山奥の林道までカバー可能です。これは @KOBAYASHI_Junさんの専門かな?

 

ローカルガイド増えないかなぁ・・・と。スマホでゲームやるよりかなり面白いと思うんですけど。

同じ時間の使い方であればローカルガイドの成果ってリアルで自分にも誰かにも役に立つ非常に面白い遊びだと思うんですけど。

自分がやった成果も数値で出ますので、例えば私の数値をゲームのスコアに置き換えると結構なハイスコアです。

例えて言うとストリートビューのみの表示回数ですが、ここ数日で5万-10万-3万-という感じです。写真全体では1週間前より50万増えています。さっき1千8百万アクセス超えました。

という感じで自分の写真を見てくれる人がどのくらい居るのか分かって面白いですよ?とは周りに言ってます。

 

あとはGoogleがケチケチしないでGooglePlayで使えるポイントを換金率が低くても良いから支給してくれるとツール系のアプリの購入に使えて作業も捗るんだけどなーって言ってたとGoogle本社に遊びに行ったときにGoogleの中の人にお伝え下さい(誰

 

@KOBAYASHI_Jun

 

避難所であるかをわかりやすくするほうほうはって日本人は得意かも知れませんね。東京オリンピックに合わせて万国で通じるようにとピクトグラムを作ったのも日本が得意な分野。今ではトイレがトイレであることをどこの国の人も分かるようになってます。災害関連でもそれらのピクトグラムを早々に作って欲しいですね。それこそ東京オリンピックに合わせて間に合わせてほしい。

なにせ旅行者だって災害に巻き込まれる可能性はあるのですから、日本語で書いて、英語や中国語や韓国語やフランス、ドイツ・・・と小さい字で書くよりも、マークで統一したほうが良いです。それが決まればマップ上のマークもそれに統一できます。

 

そういえば、オフラインでマップを読み込むのは駄目なら、よく表示するエリアをキャッシュしてしまえばいいのに・・・とか思ってみたり。

 

8の字は試してみます。THETAはバッテリーの位置が閉まらないので絶縁テープでグルグル巻きにしたいと思います。G-Shock並みの強度をTHETAに希望w

レンズの傷は小さいです。THETAのレンズの硬さは半端なないですね、3mの高さから落ちてあの程度。よく見ないと分かりません。材質が気になります。

Level 10

Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@kumax_aomoriさん

学校に(避難所)という提案はしていませんし、高い確率で却下されると思います。

なお震災遺構 仙台市立荒浜小学校 は、震災遺構(博物館)としての機能より避難所としての機能が重要で、
実際そのように整備されていますが、
カテゴリーを「史跡」から「シェルター」に提案しても
「震災遺構 仙台市立荒浜小学校(避難所)」と提案しても却下されています。

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Level 8

Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@kumax_aomori さん

こんばんは。

 


ゼンリンのデータをそのまま使えないのであれば,Googleで今使用しているゼンリンの地図のベースから国道、都道府県道、市町村道までを略式で生成し、Googleマップにマップデータとして包括してくれれば問題は解決します。

可能であればOSMモードの地図レベルまでカバーしてくれれば山奥の林道までカバー可能です。これは @KOBAYASHI_Junさんの専門かな?


ゼンリンさんのデータから持ってくるのは権利的に問題があるので、その手については国土地理院から正規の方法でデータを得てマッピング出来ます。

Googleマップへもマイマップであれば、マップデータとして持っていけます(実際にやったことがあります)

OSMで出来ることはOSMで実施するでも良さそうですが、得たデータをGoogleマップ/OSMを行き来できるのはメリットが大きいかもしれません(AppleはOSMベースなので、そこにも利点があります)

OSMではズームレベルごとにタイル取得できるので、端末がリッチならば多数のズームレベルを、逆に廉価であれば、特定ズームレベルだけなんてのもできます。

 

 

 


なにせ旅行者だって災害に巻き込まれる可能性はあるのですから、日本語で書いて、英語や中国語や韓国語やフランス、ドイツ・・・と小さい字で書くよりも、マークで統一したほうが良いです。それが決まればマップ上のマークもそれに統一できます。


非常に同感です。だいぶ前にトイレに付与されるマークについてのUI/UXについてというテーマでセミナーに行ったことがありますがとても参考になっただけでなく、ユーザがどのように直感し体験するかの重要性を知りました。

 

 

 


そういえば、オフラインでマップを読み込むのは駄目なら、よく表示するエリアをキャッシュしてしまえばいいのに・・・とか思ってみたり。

 

8の字は試してみます。THETAはバッテリーの位置が閉まらないので絶縁テープでグルグル巻きにしたいと思います。G-Shock並みの強度をTHETAに希望w

レンズの傷は小さいです。THETAのレンズの硬さは半端なないですね、3mの高さから落ちてあの程度。よく見ないと分かりません。材質が気になります。


経路探索を行ってて思うのは、経路探索だけかもしれないのですが少し先読みしてキャッシュしてそうには見えます。

(なぜなら経路探索するとAndroidのキャッシュが猛烈に増えるので(^^;;;

 

THETAはレンズの材質に言及ないですね。。そういえば。

THETAのデザインは良いのですが、転がっていかない分倒れるとレンズ含め重たいのは上部なので、ほぼ間違いなくレンズ直撃なのは悩みどころです。。

器用な方はレンズケースを自作されちゃうなんてのもありますね。

https://www.youtube.com/watch?v=Zksxn_zgAP4

 

# GooglePlayで使えるポイントを多数得るにはGoogleアンケートモニターをおすすめします(^^;

# Androidで @kumax_aomori さんのように移動履歴が多い方であれば、多数のアンケートがくるかもしれません

# 自分はこのアンケートだけでスマートフォン上で必要そうなアプリが賄われてます・・

 

Level 8

Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@YasumiKikuchi さん

こんばんは。

 

学校に"(避難所)"を付けて名称提案するのは、Googleマップの投稿ポリシー / ガイドラインからみても厳しそうなので、自分は「ここは避難所です」という看板が学校についていればそれを撮影しあげるようにしています(ほとんど閲覧されないともおもいますが(^^;;;

 

意外と知られていないのですが、学校に児童が居る時間帯に災害が発生したときに、避難所になる予定の学校であっても学校は児童がいる間は原則として一切校庭などを開放しません(安全確認もさることながら児童の安全が最優先されるため)

そのため、学校のそばだと安心と思っても、まずは一次退避(その場でしのぐ)や一次避難所(最寄りの公園・緑地・広場)などが活用されるはずです。

 

 

カテゴリーを「史跡」から「シェルター」に提案しても
「震災遺構 仙台市立荒浜小学校(避難所)」と提案しても却下されています。

この辺は難しいですねぇ。。防空壕跡地などは史跡として登録されていて非常時にはシェルターとして稼働できるものもあるのですが、ローカルガイドでも意見が二分しそうな気がします。

 

似たような例で、ある店舗オーナーさんが、店舗名に「災害時帰宅支援ステーション」を付与して本部から怒られたなんていうのもありました。

むしろコレはGoogle側で取りまとめて貰いたい情報の1つであったりもします。マイビジネスの質問の1つに「ここは災害時帰宅支援ステーションですか?」の方が良いやもですね。

飲食店の生演奏の有無よりも個人的には聞いてもらいたい質問の一つです(^^;;;;

毎回、大手牛丼チェーンで生演奏の有無を聞かれる度に「いきなり演奏始まるかもしれんな。。。」と友人に言うと「なわけあるか!」とツッコまれてます。

 

 

 

Level 8

Re: 災害対策情報とグーグルマップ

自治体を動かす方法について考えてみました。


たとえば、どこかの自治体の防災課の職員が、防災情報をグーグルマップで告知することを思いついたとしましょう。早速、グーグルに連絡を取り、そういう話をすれば、

 

「お話は承りました、協力させて頂きます。つきましては代金を頂きたく存じます。ご予算はいかほど?」

 

ふつー、こうなりますわな。グーグルは結局、営利を目的とする株式会社ですし、持株会社アルファベットの傘下という形ですが、強欲な株式市場の期待に応えなければならない上場企業でもあります。

 

そうなると、稟議書いて上の人説得して、次は議員さんたちに根回しして議会の承認を得る、というプロセスを経ねばなりません。当然ですね。私たちの税金ですもん。

 

ここで閃いたのですが、「なんだ、グーグルが全国の自治体に営業すればいいじゃん」と。お金が取れる話になると色々な事がスムーズに運びます。カテゴリーの問題なんてたちまち解決するでしょう。組織では何をするにもまずは原資を確保せねばなりません。また、役所の方でも、自分から言い出すのではなく「このたびのグーグル社の提案につきまして部内で慎重に検討を重ねた結果、来年度予算に盛り込みたいと考えます」という「業者の提案」という形にした方が、同じプロセスを経るにせよ、事はスムーズに運びます。官公庁なんてそんなもんです。


そうなれば、防災情報に関しては精度の高い情報がグーグルマップ上で展開されるわけですが、ただ、これねー、ローカルガイドの理念みたいなもんと相容れないような気もするんですよね。

 

「特定地域の特定情報の独占編集権の、特定ユーザーへの譲渡」ですもん。


それによくよく考えてみれば、音声認識を使って、予想される津波の高さに対して、安全と考えられる避難場所を瞬時に提示するというシステムは、国の仕事とも思うんですよね。Jアラートの機能拡張とかね。

 

もちろんグーグルが、グーグルマップ上でそういう機能拡張をやってはいけない、という法もないわけですが、私が以前、勤務していた外資ITの受注に関するガイドラインでは、鉄道及び航空機の運行システム等の受注はプロジェクトの大小に関わらず取締役会の承認が必要でした。つまり人の生死に関わりかねないシステム構築は経営トップの決断が求められました。

 

いずれにせよ、ここに書くほど簡単な話ではない、って事です。

 

グーグルは、私が持っている物差しでは推し量れない特殊な会社なのかも知れませんが、「そんな人の生死に関わりかねないシステムに手を出して、投資をどうやって回収するつもりだ。そのビジネスモデルを明示せよ。損益分岐点は?」と株主に突っ込まれたら、「グーグルマップの利便性向上」だけでは説得できないでしょうね。


そんなわけで、@YasumiKikuchiさんの被災体験については「大変でしたね」と申し上げるほかありませんし、@YasumiKikuchiさんがより精度の高い防災情報へのこだわりも分かるのですが、何でもかんでもグーグルマップでやる必要あるの?と思います。


結局の所、グーグルマップとは、「今度は防災について情報を集めましょう」とグーグルが呼掛けたら、ローカルガイド達がワーッと群がって「俺はレベル10に到達したどー」「俺は閲覧数一億回達成したどー」でいいような気もします。もちろん必然的にデータにノイズが増えますが、そういうシステムもアリだし、面白いんじゃないかなあ、というのが今の正直な気持ちです。

 


ところで余談ですが、我々のメンバーに、東日本大震災の際、津波で家族全てを失い、自分一人生き残った、という壮絶な経験をした方がいます。その話を聞いた時、その人が自分の気持ちを整理できてるのか分からなかったので、私はあえて聞き流してその話には触れませんでした。

 

ところが来週、勉強会という形で家族全てを失った被災体験を語って質疑応答もする、という企画があります。大変有難い事です。

 

ここでプライバシーを尋ねる気はありませんが、@YasumiKikuchiさんは気持ちの整理についてはいかがですか?


あっ、しまった。まだ勉強会の出欠の返事してないや(笑)

 

Level 10

Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@KOBAYASHI_Junさん

学校の校庭開放の原則について問題となるのは、

グーグルが避難所と言ったのに入れてもらえない、ということでしょう。
そんな更新を十分な調査をせずにして良いものか?と問題提起できますね。

 

しかし、津波が間近に迫っておいてルール優先で本当に開放しなかったら、

裁判になった小学校の悲しい二の舞になるので、実際には柔軟な対応になると思います。
もちろん児童は優先的に保護されるべきですが、
皆が命の危険を感じている緊急時に、震災と関係ない事件が起こるとはあまり想像できません。

 

現に3.11当日、避難所指定されていないマンションの上階の廊下に地元住民が押し寄せましたし、
マンション側も当然のように受け入れました。

上階に逃げた住民たちは、地上をうろうろしている人に向かって、
大声で「こっちに早く逃げて!!」と叫んでいました。

普通に考えたら住居侵入罪です。しかし罰せられたという話は聞きませんでした。

 

(避難所)の話ですが、被災地という特殊な環境で更新しているので、
通常の公共施設に対して追記することにピンとこないかもしれませんね。
もし質問等で避難所としてのタグ付けができるようなら不要な更新です。

私は 笹屋敷津波避難ビル(避難所) を新規登録した際、
「津波避難ビル」という表現に、命の危険に晒されている人がはたしてピンとくるだろうか?
と思い(避難所)を加え承認されました。

平常時なら「たぶん避難所なんだろう」とは思えるでしょうけどね。

ちなみに看板には「終日利用可」と書かれています。
実際には平常時に侵入すると罪に問われますが、
「緊急避難に条件はない」としておく必要があり、あえて書いているのだと思います。

 

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Level 10

Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@粟原大軸さん

一番の問題は、命の危険に晒されている人がグーグルマップに頼ったときです。
頼った結果何も得られなかった、ますます混乱した、という状況は改善したいですね。

 

また、グーグルマップが重くなったり使い辛くならない限り、

真剣になっていい話題だと思います。

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Level 8

Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@YasumiKikuchi さん

こんばんは。

 


しかし、津波が間近に迫っておいてルール優先で本当に開放しなかったら、

裁判になった小学校の悲しい二の舞になるので、実際には柔軟な対応になると思います。
もちろん児童は優先的に保護されるべきですが、
皆が命の危険を感じている緊急時に、震災と関係ない事件が起こるとはあまり想像できません。


このあたりは難しいですね・・。

津波のように今すぐに人命に関わるレベルと、震度5強の地震で、命に別状は無いレベルでは扱いが違うので、そのあたりは現在は柔軟に対応されているとおもいますが、地図に表記されていたのに避難所として機能していない(どの時点で避難所が開設されるかわかっていない)などはおっしゃるように予想できそうなのでどのようにすると良いか?は議論の幅があるとおもいます(^^

 

 

杓子定規が良いというわけではないのですが、様々な目線があって何が最善であるか?が重要だと思っています。

 

人によって地震についてもレベル感というものが違うため、最新の免耐震構造のマンションでは震度5強でもなんか揺れてる?程度なのですが、築50年を超えるような民家だと、ガラスの入った引き戸はビビり、基礎はズレ、棚は揺れ一部が倒れることもあり、地震の感じ方レベルとしては前者は避難は必要無いなと思うと思いますが、後者は今すぐ避難しようと考えるかもしれません。

 

都内の下町では3.11の時にこういった光景を結構目にしました。

お年寄りが小・中学校へ訪れたものの開放してもらえないと、校門の前で呆然となっていたので、状況を聞いて近くの一次避難先として最寄りの集会所や丈夫な国の施設などを案内した記憶があります。

 

 

 

地域の避難訓練では、そのあたりの説明も自治会長さんなんかがわかりやすくされていましたが、中々非常時にはとにかく逃げないと・・という心理が働くので難しいかもしれません。

 

ライバルのYahooでは、地震があると全サービス横断して地震情報が出るのは非常に良い仕組みだと思っています。

多分こういう仕組みを持っているならば、発生した震度や津波の発生有無にあわせても、状況に応じたサービス展開出来るように思うので、Googleマップでも津波発生 --> 地図面に津波の到着地域は赤い警告を出すなどは、非常に良い気がします。

 

避難所の開設状況などは、先にあった行政からの協力 / 共通データ・フォーマットでの配信などがあれば取込やすいですし相互に利用できて一石二鳥です(^^

 

 

(避難所)の話ですが、被災地という特殊な環境で更新しているので、
通常の公共施設に対して追記することにピンとこないかもしれませんね。
もし質問等で避難所としてのタグ付けができるようなら不要な更新です。


これは大賛成なのですが、Googleの承認はあっても、恐らく(避難所)を外した名称提案も承認されるように思いますので、このあたりはタグ付や別の表示フラグがあれば良いですね(^^

 

自分は名称に付記を例外を条件付けしてOKしていると、マイビジネス側が泥沼化する(すでにしている)ので、このあたりは、逆の提案で名称は正式名のみとし、別の表記(表示)として「避難所」が付与されることを強くGoogleに望んでいます。

 

例えば、今回の例に合った避難ビルや防災関連施設については「名称」という項目の他に「防災施設としての用途」のような項目があればここに「避難所」や「給水ポイント」などを入れ地図面に表示されるのが一番スマートだと思っています。(それらをデータとしてもっていれば、避難所だけ取り出すなども出来るように思うので)

 

 

Level 10

Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@KOBAYASHI_Junさん

おっしゃる通りだと思います(^^)
避難所に関する情報は土地柄が重要で、津波や噴火、洪水の来ない土地であれば、

避難というのは家を追われた場合の意味で緊急避難ではありません。

一方で緊急避難がメインの避難所もあるわけで、上手な区別が出来れば良いですね。

 

名称の追記で汚くなるのを防ぐには、
例えば通常は青枠で表記されているのを防災関連は赤枠にするとか、
トップ写真の片隅にピクトグラムを表記するなどの方法もありそうですね。

 

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