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災害対策情報とグーグルマップ

ここでは災害対策情報をグーグルマップ上で展開する上での情報交換、議論を行いたいと存じます。


それでは、まず私から一つ。

 

東京メトロ丸の内線東高円寺駅のすぐ南側にある、蚕糸の森(さんしのもり)公園。この公園の地下には1500㎥の貯水槽があり、公園内、南側の縁に「震災対策用応急給水施設」があります。ここを「場所の追加」しました。

 

ところが適切なカテゴリーがありません。浄水場はあったのですが、ここで浄水はやっていませんので迷った挙句「公共事業部」にしました。現地には「災害時給水ステーション、Emergency water Supply station」と表記された看板がありました。

 

そこで言語を英語に切り換えてWaterでカテゴリーを当たってみると、まあ流石に、Emergency water Supply stationはないと思いましたが、単純な"Water Station”(給水所)すらありません。

 

その一方で"Waterbed Shop"なんてもんはあります。家具店で充分だと思うのですが(笑)。

 

そんなわけで結局カテゴリーの問題なのですが、せめて給水所というカテゴリーを作ってほしい、とリクエストして見ますかね。

 

グーグル様はここんとこバリアフリー情報の収集にご執心なようで、駅構内のエレベーターやエスカレター、多目的トイレの写真を投稿するといつの間にか思わぬ閲覧数になっていて驚くことがありますが、これは表示の際、優遇された結果でしょうね。

 

次は防災情報もよろしく、ということでお願いしてみたいと思います。

 

120 comments
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Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@粟原大軸

 

それ、いいですね。

確かに災害時には水道管破断などの場合に備えて「井戸」が使える場所を広報で周知していますが、紙ですと普段は目にしない。災害時には今度はネットが使えないこともあるでしょうが、とりあえず、普段から目にすることができるGoogleマップに避難所や給水所などの情報はあったほうが便利です。

 

以前にも避難所としてのカテゴリがほしいみたいな提言はあったのですが、立ち消えしちゃったかな?

 

とりあえず、給水所は必要ですから @Atsukotさんをタグ付けさせていただきます。

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Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@kumax_aomoriさん

 

リプライありがとうございます。

 

そちらでは災害時の給水方法として井戸の活用を自治体が提唱しているのですね。杉並区でも公園等に井戸はあるのですが、整備もされずにほったらかしで荒廃していたり、手押しポンプのハンドルが外されていたりです。

 

その一方でこういうものもあります。

DSC_1357 (855x1280).jpg

 

公道から見える所にわざわざ看板が設置してある、ということは、撮影してメディアに出すのも勝手なはずなんですが、なんといっても個人の持ち物ですしねー、法人ならともかく。個人のプライバシーの侵害になりそうな気がして、場所の追加はためらわれます。

 

そういえば先日、東京都府中市にある武蔵野の森公園で、水が出る手押しポンプの井戸を見かけたので撮影しておりました。今回改めて、その井戸を場所の追加しようと試みたところ、 "Well Drilling Contractor"(井戸掘削請負業者)はありますが、"Well"(井戸)そのものはありませんでした。

 

結局またカテゴリーの問題になってしまうのでした。 

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Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@kumax_aomoriさん

 

頂いたお題でもう一つ。

 

避難所のカテゴリー追加の話は、残念ながら立ち消えですかー。

 

避難所と言えば、地元の公立の小中学校ですが、公立の小中学校の写真はグーグルマップ上ではまだ少ないです。そこに写真を何枚か貼ると、いつの間にか思わぬ閲覧数になってたりします。

 

おそらく子供をこれからその学校に入学させる保護者としては、その学校の場所や正門の位置などグーグルマップ上で確認しておきたいのでしょうね。そんなわけで需要はあるけど供給は少ないという需給ギャップが生じているようです。

 

私も先日、閲覧数がようやく一千万超えましたが、駅と学校の写真で稼いだようなもんです。

 

そんなわけで、閲覧数を増やしたい方にオススメなのが地元の公立小中学校の写真です。

 

災害対策情報の拡充、という観点からも、よろしくお願いしたいと存じます。

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Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@粟原大軸

 

 小中学校など学校が避難所として指定されているところが最も多いと思いますが、逆に言えば小中学校の敷地の様子がわかると変質者にその写真やストリートビューが悪用されかねないという問題も発生する可能性があります。

 

 それだったら、逆に自治体手動で避難訓練や防災時の避難所運営としての訓練行事を開催し、そのときだけ撮影許可にすれば写真を載せる意味も価値も正当性も生まれると思うんですよね。そして避難所をマップに登録するというのは我々ローカルガイドがお手伝いという形で行政に力を貸すことはできますし、主導権は自治体が持っていて、Googleに協力要請を行い、Googleは我々ローカルガイドにイベントとして参加を募集。参加者希望者をGoogleから自治体に紹介という形をとってくれても良いわけです。

 

 個人で働きかけるよりは効率が良いですし、ローカルガイド側もお膳立てが済んでいるからやることが決まっていて楽ちん。行政がやりたいことをローカルガイドは適切にその方法を提示、代行、または操作方法を指導できます。一度でも実例を作ってしまえばGoogle側は事例紹介を出せますし、実例がアレば他の自治体も真似したがるでしょう。あとは連鎖的に広がれば流れはテンプレ化してマニュアルもできますから、手慣れたローカルガイドが居ない地域もカバーできるようになります。

 

 そうそう、思い出しました。Googleマップが災害発生時に防災マップモードに表示時を切り替えたらいいな的のトピックがあったかな。ヘルプフォーラムの方だったか、ここだったか忘れましたけど。

 他にもGoogleアースにマイマップの描画機能を使用して「津波がここまで来る」というような目安を表示したいというヘルプフォーラムのトピックもありましたね。マイマップですと実際のGoogleマップに変更をする必要はありませんし、KMZファイルを頒布または共有することで、特定のサイトから、防災マップや避難所マップ、給水所マップを誰でもいますぐ頒布することが可能です。

 より多くの人の目に止まるようにする場合は、それを @粟原大軸さんが作成して、地元の自治体に送付。自治体のウェブサイトに置いて(共有して)もらうと良いかもしれません。こんなふうに使えますよという事例を示せば紙で作る必要もありませんし、自治体は楽な方を採用するでしょう。編集も非常に容易ですからね。 

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Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@粟原大軸さん @kumax_aomoriさんこんにちはm(__)m

 

私はまず、避難所関連の施設名はいずれにも(避難所)を追記して、

避難できる場所である口コミを投稿しています。これでとりあえずは検索に引っかかると考えています。

 

そしてカテゴリーの問題が残っています。

「シェルター」という表現は、正しいといっても日本人にはピンとこないワードなので(地下防空壕のこと?と思われてしまう)、

「避難所/シェルター」というカテゴリーへ喫緊の課題として変更を提案してから数か月経過しました。
未だガイドの皆様は、シェルターではなく「公園」や「観光名所(?)」などにカテゴリー設定しているのが現実です。

「グーグル!逃げたい!」「グーグル!避難所はどこ!?」と音声検索した時、
緊急に表示されなければならない、と私は考えています。

 

また宮城県内の新設の津波避難所を数十カ所新規登録していますが、審査中からまだ動きがありません。

一部は承認されたので、ご参考にリンクを貼ります。

笹屋敷津波避難ビル(避難所)

津波避難階段(仙台3)

 

避難所としての情報が少なかったので追記変更した場所。
避難の丘(荒浜地区)

震災遺構 仙台市立荒浜小学校

 

 

 

#Let's introduce your Japan with #DeepJapan hashtag. You will discover Japanese background stories.
#Let's try your native language conversation with Google Translate #UseNativeLanguage
#Enrich Google Maps with Cycling information #Bike
#lit.link/yasumikikuchi #Guiding Star 2022 Inclusive Mapper

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Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@kumax_aomoriさん @粟原大軸さん

大変ためになる、そして重要な投稿をありがとうございます。

 

小中学校に関してですが、これは私も @kumax_aomori さんの意見と同様で防犯の観点から積極的には掲載しないようにしています。また、機材を持って学校に写真を撮らせて下さい、と立ち入るのもなかなか勇気がいるので難しいところですね。

 

私が避難場所を登録する際は、それらがほとんどの場合既存の公共施設であることからレビューに文字として記載するようにしています。付近に避難場所になっている旨が書かれた看板等があればそちらの写真も併せて掲載します。今はまだできませんが、こうやって掲載した情報が検索できるようになれば後々役に立つものと思っています。

 

避難所については重要な情報であるだけに高い正確性や信頼性が必要です。(いらずらや誤情報の掲載は不可)行政との連携、連動も含めて様々な方面から検討していきたいですね。

 

 

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Re: 災害対策情報とグーグルマップ

ちょっと思いついただけですが、重要かなと思いポストします。
「場所に関する質問」に「ここは避難所ですか?」があれば良いのかなと思いました。

フィードバックで提案したいと思いますが、
もし共感できましたら団体交渉でフィードバックの協力をお願いしますm(__)m

#Let's introduce your Japan with #DeepJapan hashtag. You will discover Japanese background stories.
#Let's try your native language conversation with Google Translate #UseNativeLanguage
#Enrich Google Maps with Cycling information #Bike
#lit.link/yasumikikuchi #Guiding Star 2022 Inclusive Mapper

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Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@粟原大軸 @YasumiKikuchi @HiroyukiTakisawa

 

そして最も重要なことがあります。スマホやタブレットを使っているとき、日本ではベースの地図があのゼンリンだということです。

つまりはオフラインマップ用にローカルエリアの地図を端末にダウンロードできない。ダウンロードできないから災害時に通信できなければマップも表示しないということです。機能があるのに使えないのが現状です。

 

これはストリートビュー撮影時にも問題があり、特に電波圏外での活動の多い人がSVを撮影するときにSVAからマップ表示ができないためにSVAからの撮影もできないということです。Googleマップ(含むマイマップ、SVA)は緊急時にも地図が使えるようにせめて居住地域の市町村単位でのオフラインマップのダウンロードが可能となって欲しいですね。

尤も、私としては山間部も含めた電波圏外すべてのオフラインップも欲しいです。市街地では繋がるんですから詳細地図は不要です。

災害時には避難所、給水ポイント、食料配給場所が分かる程度の縮尺で地図がダウンロードできれば構いません。

 

誤字修正

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Re: 災害対策情報とグーグルマップ

@kumax_aomoriさん

 

まずはリプライありがとうございます。

 

地方によって事情は違うのかも知れませんが、私の知る限り都内の学校はどこも警備会社に依頼して監視カメラと警備員を配置して、ピリピリと部外者を警戒しております。小学校はもちろん大学すらそうです。

 

また私立校では生徒集めは死活問題なため、Webサイトを充実させて校内の様子を紹介しておりますが、グーグルがその写真をそのままグーグルマップ上で「Webから」という名義で掲載しております。

 

いずれにせよ、正当な理由がなければ部外者は校内に入れませんので、公道から見える校舎等を撮影して貼る分には問題ないと思います。

 

変質者云々は考えすぎと思いますよ。

 


それから避難所立ち上げ訓練の方は、自治体も一応関与はしていますが、避難所周辺の各防災会や自治会で実施しております。こちらの撮影については、あらかじめ主催者に了承を取り、個人のプライバシーに配慮すれば問題ないと思います。

 

この2月に杉並区立西宮中学校で行われた震災救援所立ち上げ訓練には残念ながら仕事の都合で参加できなかったのですが、1月に行われたボランティアセンター立ち上げ訓練には参加しまして、そこにはJ:COMが取材に来ていたのですが、主催者側から最初に「J:COMの取材があるので了承願います」と一言挨拶があっただけでした。

 

おっしゃるようなグーグルが自治体に協力要請とか、そんな大袈裟な事は非現実的、というのが一人の災害ボランティアでローカルガイドとしての実感ですね。まずは地元の防災訓練に参加し、そのついでに撮影してSNSやグーグルマップに掲載する、くらいでちょうどいい、と思いますよ。

 

と、ここで閃いたのですが、バリアフリー情報の収集をローカルガイド各位に呼掛けた時みたく、グーグル様から「地元の防災訓練に参加しましょう」と呼掛けて貰うのもいいかも知れません。

 

これはちょっと考えてみます。