02-07-2018 04:45 AM
Google からユーザーに付与されるライセンスとは別に、ユーザーは「フェアユース」の規定に基づいて Google のコンテンツを使用できます。フェアユースとは、「特定の状況においては、著作権保持者の許可を得なくても著作物を使用できる」とする米国著作権法の考え方です。
米国以外の国の著作権法にも同様の(ただし多くの場合、より限定された)概念があります。たとえば、多くの国において「フェア ディーリング」として知られる概念があります。ユーザーが Google のコンテンツを使用する際、それがフェアユースにあたるかどうか、またはフェア ディーリングとみなされるかどうかを Google は判断できません。これを判断するには、コンテンツの使用に関する具体的な事実をすべて踏まえたうえで法的に分析する必要があります。著作物のフェアユースに関する不明点については弁護士に相談することをおすすめします。
ストリートビュー画像を使用するときは、
02-07-2018 05:31 AM - edited 02-07-2018 05:35 AM
プレゼンや講習などでの場合、一番良いのはその画像が必要なとき、ネットに繋がったPCで事前にその画像をブラウザなどで表示し、ウインドウを切り替えるなどして説明するのが良いんでしょうね。
それだと閲覧であって、資料への印刷やキャプチャをパワポに貼り付けるなどを伴いませんし、ブラウザから表示しているだけですので二次利用にもなりません。
ブログではHTML埋め込みが可能ですし、方法も簡単です。
ただ、私はSNS(LINE、Twitter、Facebookなど)は使用しておらず、それらを使用する場合には短縮URLを貼るだけで表示されるのかどうかを知りません。
mixiではYoutubeの短縮URLを貼るだけで埋め込み表示となりますが、ストリートビューには対応していません。
よって、埋込できないものは短縮URLで誘導・参照させる方法を取ります。
まぁ、自分で撮ってきたのを「行ってきたよー!」とか書き込みするときは、自分の作品ですので好き勝手できますが、流石に他人の著作物を無断で原寸サイズでキャプチャして貼り付けるのはナシでしょう。
ちなみに私はWikipediaやWikimediaにも多くの画像を提供してます。
どうにもライセンスという言葉に馴染めない人は、単純にダウンロードした画像を著作権者情報とライセンス(CC by 3.0/4.0)などの表示を伴わずに無断使用とも思われる使い方をしています。
タダで見れるものは無料で使えると思っている人が多く、きっとそのような考えで無断使用に至ってるものだと思います。
きちんとしているところ(広告社、学校法人、マスコミなど)からの使用許可などは普通にメールで問い合わせもありますが、個人のブログやSNSレベルでは、おいおい、画像検索したら無断使用いっぱいあるじゃん! とかいうのはあります。
ライセンスと著作者情報くらいテキストでコピペくらいしろよ・・・とは思いますね。
まぁ、引用に際して、その著作者に宣伝を兼ねているなどの利益が有れば「まぁ、いいか」と思うことはあります。
02-07-2018 05:36 AM
04-03-2018 06:36 AM
自己フォローですが、
Legal ヘルプの中の「コンテンツ削除について」の中にある「著作権ヘルプセンター」に「フェアユース」についてのGoogleの解説がありました。
「フェアユース」とは
https://support.google.com/legal/answer/4558992
こちらも、ガイドライン同様にガッツリ釘は刺されてました(^^;
-- 抜粋 --
関連する法律を理解し、個々の利用がその法律で保護されるかどうかを判断するのは、ご自身の責任です。ご自身が作成したものではないコンテンツを利用する予定で、さらにそのコンテンツが著作権で保護されている場合は、先に弁護士に相談することを強くおすすめします。Google では、法律上の助言や判断を行うことはできません。
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知人の弁護士に聞いてみましたが、日本国内においてはフェアユースのような著作権の例外規定は無く、そういった事例も無いので、あえて身を危険にさらしてまでフェアユースを実践する必要を感じないというアドバイスをもらってきました(^^;;
07-20-2018 02:29 AM
一昔前の話題ですと、大学の卒論をWikipediaからまるごとコピーとか、行ってないのに他人のレビューでグルメ本とか色々とありましたね。
写真や文章を個人の表現作品とするならば、Googleマップの写真もレビューも個人の表現作品ですし、それをどこで引用するかによっては白やグレーという場合と、自分の作品であるかのように発表する盗用(黒)については本人が知らないところで多々起きていると思います。
細々とですがWikipedia歴が長い私としては、自分の作品がライセンス表示なし。著作者情報も無しという使われ方をされているのを見かけます。
また、常識や普通というものの基準が個人によって大きく異なることも知っていますし、単なる無知というか、非常識な人も多いこともまた然り。
まあ、Wikipediaに関しては、Wikimediaのクリエイティブ・コモンズによりライセンスがはっきりと謳われていますし、基本的に使われるために投稿し、ダウンロードされる場所でもあります。問題は、その作品の出元を書かなければならないという約束事を知らない人が多すぎるというだけです。
どこで、どのように他人の表現作品を使うのか。許可の有無や、投稿されている場所のルールに従っているかどうかもまた著作権者である自分がいちいち全てを調べることは物理的に無理です。
niconicommonsだってそうです。私は音源素材も画像も結構な数を投稿していますが、一向に作品を発表しないのに片っ端からダウンロードしている人って、どこかの素材サイトに私の作品を投稿して利益を得ているのでは?という疑いもあります。
でも、それをいちいち見つけてきて波形編集ソフトで波形を見比べて同一であるかを調べるのもハッキリ言って無理です。
世の中には、自己の利益しか考えていない人が居ますからね。
きっちり明文化しないとそれがNGだってことを理解しない。
理解していてもバレなきゃOKなど法律以前にルールも守れない人は無くならないでしょう。
まあ、私の場合はきっちり私のものだと分かるように表示や引用を用いてくれれば「どうぞご自由に」というスタンスですけど。
盗用に関しては、それを調べる労力が勿体無いですし、最近は(体型も)丸くなったので、余程のことがない限り気にしないことにしています。
07-20-2018 03:17 AM
こんにちは。
口コミなどはおっしゃるとおりですね。
個人的には、Googleマップの位置づけとしてマップサービスであり百科事典や歴史資料館ではないと思っているので、口コミでも引用元のURLが貼れるなど※があればよいのかなと思いつつも、URLが貼れるとなると悪用されることも当然予想されるので難しいところです。
※ 現時点ではポリシー違反で非公開対象
法律に強いモデレーターさんがいると、日々タグ付けされちゃいそうなので、そこもまた難しいところかもしれません。。(^^;;
良くも悪くも法的な側面をアドバイスしないのは、運営側の観点で見るとかなり都合が良い対応のようにも思えます。
@kumax_aomori さんの考え方は非常に同感です。
07-20-2018 03:52 AM - edited 07-20-2018 04:24 AM
@kumax_aomoriさん
作者の立場から口コミをされた時、
単的に「〇〇の作品はXXの意図がある(「そうだ」の表記も無し)」と書かれたら、
なんだか気分が悪いですね。
最低限「〇〇の作品はXXの意図があるそうだ」できれば「作者によると〇〇の作品はXXの意図があるそうだ」
まで表記してくれれば、黙認できる水準かもしれません。
つまり、作者や登場人物側の感情に配慮しているかどうかが重要なのだと思います。
よって例の被災地ノンフィクションを引用した事件については、
「作品の質」と「配慮できなかった被災者感情」が天秤にかけられたため問題になったと認識しています。
最大級に慎重を要する震災を題材にしなければそれほど問題にならない引用だったのかもしれません。
ローカルガイドとして他人事じゃないと思いました。
@KOBAYASHI_Junさん
なるほど、未開の状態で法的介入がされると単に制限が増すだけで前に進めないから、
既成事実の量産と市民権の獲得が十分になされたうえで、
現在の法的解釈の精度を後から再構築してもらうスタンスかもしれませんね。
改革的で賛成できます。
#Let's introduce your Japan with #DeepJapan hashtag. You will discover Japanese background stories.
#Let's try your native language conversation with Google Translate #UseNativeLanguage
#Enrich Google Maps with Cycling information #Bike
#lit.link/yasumikikuchi #Guiding Star 2022 Inclusive Mapper
08-07-2018 04:51 PM
@KOBAYASHI_Junさん こんにちは。
以下のように、ストリートビュー画像をテレビで使いたい、という連絡を頂いたのですが、
なにか注意すべき点はあるでしょうか。
百々さんには、上記にあるメールアドレスに私から返事をしています。
08-07-2018 09:15 PM
@potaro67 さん
おはようございます。
先方が関西テレビさんであれば、法務関係は関西テレビさん側が十分に熟知されているとおもいますが、気をつけるべき点などとしては以下にまとまっています。Googleより提示されている各種ガイドライン・
少し曖昧なので、以下などを過大解釈されてしまい、なんでもOKと思っているメディアさんもいるようですが、発想は逆で、常に「Google の放送用ライセンス(無料)の条項に同意」ことをおすすめしています。
「放送しました --> 問題があるのでは?というクレームがでる --> ちゃんと申請している」 というプロセスが重要で、放送メディアとしてもそういった認識を持っていただくのが重要かと。
-- 抜粋 --
Google のコンテンツをテレビ番組や映画(ニュース、ドキュメンタリーなど)で使用する場合は、まず、このページ冒頭の一般的なガイドラインをお読みいただき、特に権利帰属表示に関する規約にご留意ください。
Google のコンテンツをテレビ番組や映画で使用する場合は、Google の放送用ライセンス(無料)の条項に同意していただく必要があります。初回のお申し込みか、契約更新かにかかわらず、こちらのフォームからユーザー情報をお送りください。折り返し、審査の結果と次の手順を記載したメールをお送りいたします。放送用ライセンス契約はテレビ番組と映画でのコンテンツ使用のみを対象としています。オンライン配信(YouTube など)専用の動画プロジェクトでは、放送用ライセンスを取得する必要はありません。
俳優がスマートフォンで Google マップを閲覧したり、インタビューの相手が Google のコンテンツを研究でどのように役立てているかを説明したりするなど、映画や番組の短いシーンで Google の地図ツールを使用する場合には、放送用ラインセンスを取得する必要はありません。また、地図ツールの外観を一切変更しなければ、権利帰属表示の文言を画面上に別途表示する必要はありません。そのまま、地図ツールまたは地図ツールを使用している人を撮影していただけます。
08-08-2018 03:17 AM