05-06-2018 09:17 AM - edited 05-06-2018 09:27 AM
私が気が付いていない機能がたくさんあって大変です(^^;)
後ほど使ってみようと思います!
マイマップ登録が1000件を超え分割したりしていますが、
スマートフォン上では重くて仕方がないです。
私たちは興味があるから使いますが、
興味ない人たちが何も考えなくてもスムーズに使えることが望ましいですね。
そうなるよう試してみます。
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05-06-2018 09:20 PM
とりあえず、こうやって時々防災について話し合うことが大事なんじゃないかと思います。
1.今、ローカルガイドが現状で使える手段でできること。
2.例えば自治体などがアイディアを求めて検索したときにここから何らかのヒントを得るかも知れない。
3.Google側が我々ローカルガイドが思っていること。望んでいる事を知るためのきっかけとしての議論。(見る見ないは別として)
4.個々のローカルガイドがやってきたこと。個々のローカルガイドがやりたいこと。望む仕組み、欲しい機能。
5.何時起こるかわからない伊豆~首都圏エリアの巨大地震に対して発生直後にできること。その共有方法。周知の方法。
6.若い人は生まれてないかもですけど阪神淡路(平成7)。記憶に新しい東日本(平成23)と熊本(平成28)の巨大地震の3つの経験から得られたこと。そして教訓から必要と思われる対策についてGoogleマップとして避難所、高台、給水所などの位置情報とカテゴリの問題をどうするか。どのようにして共有するか。いま、何が出来るか。どうすれば実現できるか。誰を動かすか。誰に動いてもらうのか。
ここまでの話が色々と出てきて、大きなヒントにはなったと思います。やはりこういう話は何も起きていないときにした方が良いですよね。
だた、最近の地震の直後の行政の動きが鈍くてついこないだの大きな教訓が活かされていないという気がしているのも分かります。熊本地震の直後の状態なんて、東日本大震災を遠い地で起きた災害として見ていたんじゃないの?というグダグダ感があります。
それはたぶんリスクヘッジができていないとか、問題の先延ばしだとか、どこか他人事にように思っていたとか、行政も想定されるはずのことを「想定外」という便利な逃げ文句で片付けられてしまっていることかと。
青森市ですら東日本大震災でガソリンは2週間。食料が1週間ほどまともに出回らなかったのに備蓄している世帯が半分にも満たないという事実。直後の避難所である近所の体育館なんて夜になっても準備ができておらず、懐中電灯の明かりで係の人が動き回ってるなーというだけで受け入れ体制すらできていませんでした。何せ3月11日は青森では真冬ですからね。電気が停まってFFのストーブは使えない。ライフラインで使えたのは水道のみ
住民も起きたら起きたで行政の配給が有るだろうとか考えている楽観的な思考。震災直後にバカ売れした手回し発電ラジオとて、内部の充電式バッテリーが完全放電したらそれでおしまいということを知っている人がほとんど居ない。
防災特需で売れまくって何年も押入れの肥やしになっていてきっと使う頃には液漏れしたりバッテリーがパンパンに膨れ上がり、カンパンを除いて非常食はとっくに賞味期限が切れているのではないかと。
個々の世帯のことは個々の世帯の問題で、一般人は行列に並ぶのも好きそうですし、3.11で懲りて常に1ヶ月以上の食料備蓄を持つ私には関係のないことですが、やはりすぐに必要なのは水とトイレですね。こればっかりはどうにもなりません。食わないと疲弊しますし、出さないと健康に悪い。男はまだマシですよね。
食料は別に2~3日食わなくたって死にはしませんが精神衛生上、食わないと余計に疲れます。喫緊の課題は衛生上の問題と寝床の確保ですね。車で座って寝泊まりすると「エコノミークラス症候群」で死亡する危険があります。なので3つ目として雨風がしのげる足を伸ばして横になれる寝床。つまり避難所。
1.共有方法としてはカテゴリが欲しい。またはサブカテゴリが欲しい。
2.給水所、避難所の登録を公共機関。最大の問題として小中学校に対してどう紐付けするか。
3.津波到達予想範囲に対して「どこまで逃げるかの目安」と、「それを地震発生時にどう知るか」ということ。また、地震発生時に地元に居なかったら何を以てそれを知るか。知る情報源をどうするか。外国人などにも共有するにはどうするか。
ということですね。
05-07-2018 12:59 PM
@KOBAYASHI_Junさん、リプライありがとうございます。
いい機会なので、現場での用語の混乱と整理、そしてカテゴリーの問題についてケーススタディを交えて語ってみましょうか。
まず「避難場所」から
杉並区立蚕糸の森公園、分かりにくいですが、看板の下側にある地図、向かって左上に英文表記があります。
Evacuation Site Sanshinomori Park
杉並区立井草の森公園
Safety Evacuation Area Igusanomori Park
同じ杉並区内の施設ですが、英文表記に混乱があります。
世田谷区立世田谷丸山公園
ここはピクトグラムは共通ですが、災害一時集合場所で英文表記は Temporary Evacuation Area となっています。
つぎに避難所
Earthquake Relief Camp
ご参考までに、その杉並和泉学園のフェンスにあった看板
こちらは英文表記なし
中野区立新井小学校
Evacuation Place
というわけで、離接した自治体でも用語や英文表記が異なるし、杉並区では同じ区内で英文表記に混乱があります。
ただ、言えるのは、「災害だ!とりあえず逃げ込めー!!」で逃げ込む「避難場所」と、家を失った被災者の仮の生活の場である「避難所」は明確に区別する必要がある、という事です。
このトピックの中で既に語られていますが、この両者の区別がついていないと、避難所の小学校に駆け込もうとしたら入れて貰えない、という事になるわけですね。この問題については国も認識しており、平成27年版 防災白書|第1部 第1章 第2節 2-2 指定緊急避難場所・指定避難所に以下の記述があります。
2-2 指定緊急避難場所・指定避難所
平成23年3月に発生した東日本大震災においては、切迫した災害の危険から逃れるための「避難場所」と、その後の避難生活を送るための「避難所」が必ずしも明確に区別されておらず、・・・
この箇所をこの防災白書の英語版 White Paper on Disaster Management 2017 を見ると、避難場所はEmergency Evacuation Site 避難所はEvacuation Shelter となっています。
というわけで、現場での混乱はあれど避難所関連のカテゴリーについては、上記の二つで、もういんじゃないかなあ、と思います。ちなみに既にEvacuation Place はありました。やるな、中野区(笑)。
あと私からローカルガイドの皆さんにお願いなのですが、ここに写真を上げた看板の類を見かけたら、撮影してグーグルマップに貼ってください。そこが指定避難場所、指定避難所である事実の裏付けになりますから。
05-07-2018 07:47 PM
@粟原大軸さん
ありがとうございます、とても参考になりました。
これまでも避難場所等に関する看板は撮影するようにしておりましたが、より意識して載せるようにしていきます。
地方では避難場所が公民館、学校などシンプルな場所のためか道路脇の立て看板などで示されていることが多いですね。また、その場所にある看板自体も非常にシンプルなものが多い印象です。
05-07-2018 08:27 PM
@粟原大軸 さん
おはようございます。
非常にわかりやすい、情報ありがとうございます(^^
こういったものがもっと周知されると良いのですが・・・。
立川市のホームページにあった避難の手引きなんかはわかりやすいかもしれません。
立川市 / 避難の手引き
https://www.city.tachikawa.lg.jp/bosai/bosai/hinanjo/documents/hinannotebiki.pdf
国土地理院には、@粟原大軸 さんが触れられていた 指定緊急避難場所と指定避難所の図入りのわかりやすい解説がありました。
指定緊急避難場所データ
http://www.gsi.go.jp/bousaichiri/hinanbasho.html
地図も表示できるのですが、地点のクラスタ化が無いためなのか、自分の環境では重すぎて表示に物凄い時間がかかります(絞り込んでも)(^^;
少し加工してGoogleMap/マイマップへと取り込んでしまうほうが良いやもしれません・・
上記の生データなどはこちらから
一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会
指定緊急避難場所データ
https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/hinanbasho
災害向け説明看板などは、学校などで撮影しても問題がない写真だと思われますので、自分も多く撮っていきたいと思います(^^
05-07-2018 11:08 PM - edited 05-08-2018 12:58 AM
@粟原大軸さん
参考になるお写真有難うございます。
看板や説明文の写真はマップに重要だと思います。
私はスマートフォンの画面で見やすいであろう大きさを心掛けて撮影しています。
行政の問題でローカルガイドの取り組みとは異なる話とあらかじめ断っておきますが、
被災地ではこのような表記が目立つようになりました。
1つの看板を読むために留まる時間を最低限にし、複数の看板で誘導しています。
また、看板の一つ一つに情報の機能を分けています。
色も分けられ、緑色は安全な場所、赤は危険な場所、青色は津波データです。
必ず緊急避難になる地区なので、看板には緊急避難のことしか書かれていません。
ですが多くの場所で避難所も併設されています。
避難所である説明や詳細な行政の規則など、後から知れば良い情報は撤廃されています。
実際避難所への誘導は自動的にはならず、人が直接介入する部分が大きいからです。
それよりも、ありすぎる情報で混乱を招いて緊急避難が間に合わないことを想定しているようです。
この話になると、規則や常識をむしろ破ったほうが生き残れたという、
大川小学校や常磐山元自動車学校でそれらが足かせとなった混乱を思い出して、
本当に残念な気持ちになってしまうのですが…。
ローカルガイドとして何ができるか?の話に戻しますが、
カテゴリーを分けるなら、明確な表記が良いかもしれませんね。
一般の人が切迫した状況で、緊急避難場所と避難所の表記は区別できないでしょう。
緊急って書かれていないじゃないか、という理論は通じないと思いますし、
ガイドの立場で区別しましょうという啓発は混乱を招くと思います。もっと良い表記はないものでしょうか?
つまり、緊急避難できない避難所の表記が閲覧者の危機に直結するのは避けたい
(現実には避難指定のない私有地でさえ緊急避難者を受け入れない場所があった事実は確認されていませんが)。
一方で避難所を探せず緊急避難場所で危機になるのも問題です(ありうるかはともかく)。
避難所は後から人を介して誘導できる要素なので、
どう情報を単純化するかをローカルガイドとして考える必要があります。
私のひとつの答えは、カテゴリーは避難所の1種類にして、
質問で「緊急に逃げ込める場所ですか?(本来のシェルターの意味)」が良いのかなと思います。
緊急時に(あるいは緊急モードのようなものが導入されたとき)情報が精査されるのではないでしょうか。
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05-08-2018 09:05 AM
立川市の避難の手引き、見ました。真っ先に避難場所と避難所の違いが記載してありますね。
国や各自治体が災害時の避難はこういう手順で行う、と決めたものの、その周知に苦労しているのが伺えます。実は私も二年ほど前まで、避難所と避難場所の違いはあいまいなままでした。
@HiroyukiTakisawaさん @YasumiKikuchiさん
貼って頂いた写真を見るとピクトグラムが目につきます。真っ先に目に入る視覚情報ですね。そこでピクトグラムを調べてみました。
内閣府の防災情報で、避難場所等の図記号の標準化の取組 というページ中
ここが分かりやすいですかね、
「災害種別図記号による避難場所表示の標準化の取組について(平成28年3月23日付)」 (PDF形式:854.1KB)
想定される災害についてそれぞれピクトグラムを設定していますが、津波と高潮だけは貼って頂いた写真からも分かるように、避難場所のピクトグラムが違いますね。
で、ここで思いつきを書きますが、お店をグーグルマップ上でクリックすると「居心地悪い・格式ばってる・ぼっち(笑)」とか表示されるスペースがありますが、あそこに上記内閣府の資料の記載例にあるように複数ピクトグラムがパッと表示されると、とりあえずカテゴリーについては小学校なら小学校のままでいいし、名称が汚くなる問題も回避できます。
ただ、これらのピクトグラムはまだISO規格になってないのが残念な所ですね。まだまだ道半ば。
もし、お店と公共施設の構造体が同じで、公共施設についてはそのデータ領域を使ってない、という話ならば、インプリメントは比較的簡単だと思います。避難専用の施設についてのみ、既にあるEvacuation Placeに適切な日本語訳が付けばおっしゃる通り一つで済みます。
私がまずグーグルマップに期待するのは、ルート検索やお店探しの折に、近隣の避難場所や避難所も併せて表示して、その情報は現地にある看板標識に準拠したもので、国や自治体の防災への取り組みを手伝ってくれんかなあ、という程度です。
まずは自治体が出してる防災マップ程度の情報を盛り込みたいと。あくまで地図なので、私は緊急速報性より総覧性優先の立場ですね。
05-08-2018 10:41 AM
自己レスになりますが、ここで息抜きの小ネタを一つ。
私は学校を撮影していて不審者になったことはありませんが、公園の井戸の撮影中に不審者になった事はあります。
先日、杉並区立公園「Aさんの庭」(あえてリンクは貼りません(笑))に行った際、来園者が勝手に触れる状態の井戸がありました、手押しポンプを操作するとちゃんと水が出ます。おお、ここはちゃんと水がでるねえ、しかし、下でバケツで水を受けるのは分かったけど、はめ込んであるホースから水を出すにはどうしたらいいんだろ?といじくりまわしてると公園ボランティアの方が声をかけてきました。
「何をしておられるんですか?」
「いえ、私あやしい者ではありません。杉並区の災害ボランティアをしておりまして、災害時の給水ポイントを調べて回ってるんですよ」
「私も以前、杉並区のボランティアしていたよ。私は介護だけどね」
「おお、先輩ですね」
「今はボケちゃったから、町内会で公園の番人だよ」
「矍鑠としておられるじゃないですか。ところで、ここのホースから水を出すにどうしたらいいんですかね?ここをこう押し下げたら下からは水は出なくなるんですが、上から水が吹き上げるですよ」
「そんなはずは・・・」
ビュー!!屋根を濡らす
「そうだそうだ、このネジでその上の穴を塞げば大丈夫」
ビュー!!今度は横に吹き出す水
「実はさ、我々もうこの井戸使ってないんだよ。散水は水道の方が楽だから」
「そういわずに毎日少しでもいいから使ってあげて下さいよ、使わないとスケールや錆が固着しますから、いざ、という時使えない恐れがあります」
「そうだねえ」
結局、その取り付けてあるホースから水は出せずじまい。
その手押しポンプには3か所の水の取り出し口あり、ハンドルが軽いけど下に水が落ちるだけの口や、ハンドルが重くなるけどホースを取り付けて水道並の高圧の水が出せる口とかあるようでした。
その「Aさんの庭」の建屋は防災倉庫と公衆トイレになっており、「だれでもトイレ」は天井採光を取り入れ、電力喪失時も考慮されていました。皆さんのお近くの公園に、触れる井戸があったら、ちょっと水を出してみて下さい。
下の口から水を出すの図
05-08-2018 12:04 PM
@粟原大軸 さん
こんばんは。
その「Aさんの庭」の建屋は防災倉庫と公衆トイレになっており、「だれでもトイレ」は天井採光を取り入れ、電力喪失時も考慮されていました。皆さんのお近くの公園に、触れる井戸があったら、ちょっと水を出してみて下さい。
ひと声かけて井戸を使わせて頂くのは良い試みですね。
場所によってはメンテナンスされていなく呼び水が干上がってしまい吸い上げられない井戸も見かけたことがありますので。
今どきの子は、公衆電話も使い方を知らなければ井戸やポンプを見たことがないと言う子もいるようなので、機会があればこういうことは是非教えてあげたいと思います。
なお、場所を失念してしまいましたが、たしか学校だったと思うのですが珍しく井戸が敷地内にあり、付いていたポンプを見ると「このポンプは呼び水が不要です」とラベルテープが小さく貼ってありました。災害を考慮してなのかたまたまなのかわかりませんが、災害時に呼び水が無くてポンプが駆動できないという事例もあるようなので、こういったものは自治体から補助金なんかがでると良いなと思いました。
05-08-2018 02:35 PM
>呼び水
懐かしいですね、子供の頃に近所に井戸がありまして、最後は次に使う呼び水を汲み置きしておく。
当時は学校でもバケツは亜鉛メッキのバケツで錆びて穴が空くのが当たり前でした。
井戸の使い方は「となりのトトロ」を参照・・・とか書いておけば今の子供でも分かるかも知れませんね。