2022
日本の「花見（Hanami)」文化とワードが近年世界で注目を集めているということで、
国際ディスカッション「Photos and Discoveries」に
"Hanami" of Japan 2018 ? をポストしたところ、
１か月半で９００ビューを超える多くの方からの反響を頂きました。
コネクトを始めて３か月目の私のポスト数もちょうど２００となりました。
これをひとつの参考に、スタートアップ間もないガイドの皆様も
積極的にチャレンジして頂きたいと思います。
それでは経緯をまとめたいと思います。
まずはじめに、
"Hanami" of Japan 2018 ? に賛同して投稿頂いた皆様のご紹介です。
@Şafak1さん
「さくらんぼ生産量世界一のトルコの桜農園」
@Anonymousさん
「河津桜、柳橋の夜桜、なぎさ公園の芝桜」
@fukuchanさん
「京都御苑のイトザクラ」
@Christine_Tさん
「北上展勝地」
@kumax_aomoriさん
「十和田市官庁街通り、中央公園、弘前城」
@HiroyukiTakisawaさん
「五郎沼、カフェ愛宕下」
@JohnNg-HKさん
「千鳥ヶ淵」
どれも素晴らしい景色で、
知らない場所が多かったので大変勉強になります、
有難うございますm(__)m
ぜひリンクより皆様のレビューをご覧ください。
それでは私が調査した花見をまとめます。
傷病リハビリの関係で関西への用事があり、合間に京都を宮城を取材しました。
京都 世界遺産 仁和寺の御室桜
１０００年を超える花見文化が残る寺としてかなりの人気です。
背の低い小柄な「御室桜」が密集した庭と、鮮やかなツツジと桜がコラボした庭があります。
京都の花見で有名なのは「京都御苑」や、桜神社と呼ばれる「平野神社」ですが、
混雑した観光客の多くが「あっちより御室桜がエエわ」と称賛していました。
入場有料です。
無料駐車場あります。
英語、中国語、韓国語に対応しています。
職員介助によるバリアフリー対応で、車椅子の貸し出しもあります。
補助犬の入場、筆談可。
京都はレンタル自転車で移動するのが便利なので、駐輪スペースが豊富にあります。
私は京都で１番の花見の名所だと思います。
日本の原風景のような庭園に、空が隠れてしまうほど密集してしだれ桜が植えられています。
まるで仮想空間、テーマパークにいるかのよう。
古民家や東屋があり、手ぶらで和食やお弁当、和菓子、抹茶コーヒーなどが楽しめます。
絵にかいたような風流を気軽に実体験できます。
入園有料です。
交通手段に難があり、京都わら天神前の無料シャトルバスかＭ１系統バスの利用、
あるいは金閣寺からタクシーに乗る方法しかありません。
駐車場がなく、徒歩では厳しい丘の上にあります。
バリアフリー非対応です。
外国語非対応ですが外国人旅行者は多いです。
個人庭園を開放していることから設備が観光地として十分ではないので、
飲食物の持ち込み禁止、三脚禁止、動物の入園禁止など制限は多いです。
鴨川の堤防沿いにしだれ桜の並木があります。
土地の影響で木が弱いため竹の格子で添え木されていて、風情あるトンネルとなっています。
広くて浅い鴨川を渡れる飛び石があり、涼しくて気持ち良い川の真ん中を歩けます。
無料です。
バリアフリー対応です。
トイレは近くの公共土木事務所とファッション街ビル地下に指定観光トイレがあります。
地元の人にもほとんど知られていない、公道にある千本桜です。
全長７ｋｍにわたり自動車の車窓から楽しめます。
本来は農地を保護する目的で植えられた桜で、
花見の名所として謳ってはいますが、まだあまり積極的ではありません。
期間中、地元の農家がボランティアで休憩所を運営するなど、とてものんびりとしています。
無料です。
トイレ、バリアフリーなどの情報はありません。
地形の関係で「一目で千本桜を見渡せる」ことで有名な、
全長８ｋｍにわたる１２００本のソメイヨシノの並木です。
どれも巨木なのが特徴です。
震災前は地元にとっての名所でしたが、
震災後に再整備されて外国人観光客が急増し、今年はＮＨＫでも特集されました。
東北本線が徐行運転して、車窓から桜並木を楽しめることでも親しまれています。
日本一大きなソメイヨシノの巨木があります。
無料です。
バリアフリー対応です。
期間中無料と有料の駐車場があります。
一部外国語に対応しています。
白石川堤一目千本桜の全域を見下ろせる桜の山です。
１３００本の桜が植えられ、一目千本桜と合計で約２５００本になります。
巨大なしだれ桜の並木があります。
しばた千桜橋から渡れる展望台は、一目千本桜を上空から一望できます。
「船岡平和観音」と「スロープカー」が人気です。
桜の繁みの中をスロープカーで山頂まで登り、巨大な観音様を参拝して、
柴田町と大河原町を展望することができます。
入山無料です。
スロープカーは片道２５０円で、車椅子で乗車できます。
山頂までバリアフリー対応です。
期間中無料と有料の駐車場があります。
一部外国語に対応しています。
いかがでしょうか。
以上が "Hanami" of Japan 2018 ? のまとめです。
観測史上最短の開花日が理由で、予定した調査の３分の１も満たせませんでしたし、
ガイドの皆様も同様だったと思いますが、皆様の積極的なご参加のおかげで
まず形にはできたことが何より良かったと思います。
自身の調子を見ながらですが、これからも何らかのご提案をしたいと思います。
宜しくお願いします。
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