2022
ストリートビューで2017年の紅葉シーズンを振り返る。
Autumn colors in 2017 with Street View
前記事「ストリートビューで2017年の桜シーズンを振り返る」は、意外にも多くの方にお読みいただき、海外のローカルガイドからもコメントを頂きました。今回はその第２弾、紅葉バージョンです。
日本の桜シーズンは終了しました。
LuisRさんの"Plan for cherry blossoms in Japan with Google Maps" の記事をお読みになって、お花見に出かけた方がたくさんおられたことでしょう。興味の尽きないところですが、季節はすでに初夏を迎えています。
「桜シーズン」は、ストリートビューのローカルガイド的活用事例として初夏を迎えた頃に公開しました。当時は日本語ボードがなかったので、"Travel and Advice" に投稿したところ、「類似の投稿」がすでにあるとの判断で、一度はボツになったのです。そりゃそうでしょ。とっくに旬を過ぎていましたから。。。その前後でSVtpボードが新設され、恐る恐る再投稿したところ、今度は暖かく受け入れて頂きました。（現在、日本語ボードへ移動していただいてます）
生駒山系の紅葉2017
前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題へ参りましょう。今年は東京を除いて春の到来が遅く、いつもの年よりもたくさんの桜スポットを巡ることができました。生駒山系は南北に長く、「大阪・奈良・京都」の三府県に渡っています。紅葉シーズンは駆け足で過ぎ去ったため、見逃した場所がたくさんありました。
厳選してご紹介する公開画像は、番外編も含めて８ヶ所です。Lists と MyMap にまとめました。
Lists of Places（保存済み）Link
マイマップ Link ※いずれもLinkをクリックすると、一般公開中の情報を確認できます。
※散在する情報をまとめる手段として、Lists と MyMaps の各機能はとても便利です。前者はデスクトップ版に拡充され、後者は Photos や Drive との連携が強化されました。
- 観察の森
飯盛山の麓、妙見谷の大堰堤の下。
昨年撮影した暗～い画像と比較してください。撮影条件はとても大事です。
- 国中神社
清滝街道（現在はハイキング道）の途上
「古社の雰囲気はない。拝殿や本殿付近には木々がなく、草もはえていない土の山が剥き出しである」（外部サイト：「神奈備にようこそ」）と紹介されていたので、期待せずに訪問したところ、参道付近で黄葉を楽しめました。
- 森の宝島
むろいけ園地の北東部「石舞台広場」付近
清滝山から広場へ降りてランチタイムとしました。流れの早い雲が時折太陽を隠す中で、明るい瞬間を狙って撮影しました。紅葉撮影では、多少逆光気味の方が美しく撮影できます。360°カメラでも同じ手法が使えそうです。
- 石仏の道（ご来光道）
石仏の道への分岐から10分ほど下った場所
北部生駒山系の人気エリアは、何と言っても「交野山」です。観音岩から見る展望広大な風景には、誰しも心奪われるでしょう。数ある交野山登山道の中でも、「石仏の道」は由緒ある古寺参詣道です。途中の岩場はかつての行場跡かもしれません。
- 瑠璃光禅寺
大阪府柏原市の名刹、石棺仏が有名
2016年5月に訪問して、「ここは紅葉の名所に違いない」と確信しました。そして、昨年に続いて、今年も紅葉の撮影を行いました。里山ガーデン同様に、午後からの撮影が向いていそうですが、石仏を撮影するには午前中が適しています。
- 寶山寺 大黒堂
宝山寺の最奥エリア
「聖天さんの厄除け大根炊き」で賑わう日、混雑を避けて最奥まで登りました。意外に人が多くて撮影のタイミングが難しかったです。大黒天堂から見る「残り黄葉」がとても印象的。曇り空でしたが、薄暗い絵にはなったりせず、ノイズも少な目です。
- 旗立山
客坊谷ハイキング道の分岐付近
足早で過ぎ去る2017年の秋に付いて行けませんでした。僅かに残る黄葉を「ぼくらの広場」からの下山道で見つけて撮影しました。
番外編
生駒山系だけでは物足らないので、最後に「番外編」として以下の場所を追加しました。
- 岩湧山
秋の風景と言えば紅葉（黄葉）だけではありません。ススキが山頂部一面に広がる岩湧山の風景。ここほど「360°ぐるっと」の題材に適した場所はありません。
今回の撮影にはRICOH THETA V を使用しています。春の画像(THETA SC)と比較するのも面白い。THETA V では動画モードが本日正式に実装されましたので、もっと手軽に撮影できるかもしれません。ビデオ・モードのテストを行っていますので、参考になさってくださいね。
@RyoI さん
ちょうど貸し出していた自作雲台戻ってきたので写真に撮ってみました。
奮発して水平クイックシュー付いてますが、無くても使用できます。
簡易三脚と自由雲台を使って撮影するだけでもかなり楽できます。
ハクバ 自由雲台 BH-1 (実売送料込 850円程度)
http://www.hakubaphoto.jp/products/detail/0101930183-4H-00-00
smartree 簡易三脚(実売送料込 1,500円程度)
http://smatree.com/Products/1146.html
ただ雲や動きがあるものだと、やはり専用の３６０度カメラに分があります(^^;;
今日(2018年1月1日は、スーパームーンらしいので、スマートフォンに外付けレンズをつけて撮影してみようかとおもいます。