「Tsunami evacuation tower」
高知県安芸郡東洋町の白浜海水浴場にある津波避難タワーを見てきました。
https://goo.gl/maps/U1QCpzP9KJ2JtqsLA
タワーの屋上
https://goo.gl/maps/E5qm5vYDv7r3USvS9
この設備は、2011年の東日本大震災の後に、今後同じような津波が襲来したときにも住民を守ることを目的として日本全国に数百基建てられたものの一つです。
https://weathernews.jp/s/topics/202003/090125/
車椅子用のスロープもあります。
この旅行は、阿佐海岸鉄道阿佐東線の気動車がラストランを迎えるために撮影に行ったものです。
https://goo.gl/maps/btqu4stzwtUXcwCF9
しかし、近くに陸繋島の赤葉島を見つけたので、そのトンボロも撮影したいと思って早朝から訪問したのです。
https://goo.gl/maps/hy73k6Jssj38Qt8C7
そしたら近くにこのような津波避難タワーがあったので、その記録を残すことにしたのでした。
最初に思っていた訪問目的がどんどんずれていくのが私の旅行スタイルです。
ここは、風光明媚な代表的なリアス式海岸のリストには含まれていませんが、正統なリアス式海岸だと思います。
https://tg.tripadvisor.jp/news/advice/ria-coast-japan/
日本のリアス式海岸は三陸海岸だけではありません。かなりたくさんあります。
リアス式海岸では津波が集まってより高い波になる可能性があるために、日本各地でこのような津波避難タワーなどの津波減災のための設備が作られています。
以下は、日本の学校の指導要綱で「リアス式海岸」をどのように教えているか、についての考察です。自動翻訳した場合には意味がわからない文になってしまうと思います。
最近は、小学校の社会科では「リアス海岸」("式"の文字がありません)という言葉で教えているんだって。
中学校の社会科の教科書で「リアス式海岸」ではなく「リアス海岸」と表記するようになった理由の説明が、教育出版のサイトにありました。
https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/textbook/chuu/shakai/document/ducu6/docu602/1781.html
小学校の指導要綱には入っていないようです。リアス海岸は中学校の社会科で教える内容になっています。
そして「中学受験ナビ」に、日本のリアス海岸を理解するための良い記事がありました。
https://katekyo.mynavi.jp/juken/6438
つまり、受験して入るような中学校では、小学校卒業時までにはまだ習わないことまで入学試験に出るのですね。
当たり前のようですが、当たり前になって良いことなのかどうか。
かと言って、たかが指導要綱に記述がないという理由だけで、その言葉を使った入試問題を出してはいけない、なんて制限をするのはおかしいし。