① きっかけは、駐車場で見つけた看板
鳥取県八頭町にある大江ノ郷自然牧場。その中の大江ノ郷テラスで、楽しみにしていたパンケーキをいただきました。
期待どおりのおいしさに満足して駐車場へ戻ると、気になる看板が目に入りました。
そこに書かれていたのは、「日本一神様の多い神社」という言葉。近くにある大江神社を案内するものでした。
「神様が多いって、どんな神社だろう?」
そんな好奇心から、少し足を延ばして参拝してみることにしました。
② すぐ近くだけれど、道案内を確かめながら
神社までは約200メートルと近いのですが、案内看板を見ると、少し遠回りをするように感じる道順でした。
途中には、私有地への無断通行を禁じる看板もありました。近くに見えても、自由に通れる道ばかりではないようです。訪れる際は、現地の案内を確認しながら向かうとよさそうです。
私が見た範囲では、神社専用の駐車場は見当たりませんでした。途中にバス停もありましたが、不便そうな印象で交通手段については事前に調べておく必要がありそうです。
距離の近さから、大江ノ郷自然牧場で食事や買い物を楽しむ日に、併せて立ち寄ると訪ねやすいと感じました。
③ 印象的な看板と、飾らない境内
到着した大江神社は、「日本一」という言葉から想像するような大規模な場所ではなく、周囲の風景になじむ、落ち着いたたたずまいの神社でした。
手水舎の水口も普通の蛇口という、飾らない造りです。
その中で目を引いたのが、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に登場する人物とのゆかりを紹介した案内と、祭神の名前がずらりと並ぶ大きな看板でした。
実際にたくさんの名前が書かれているのを見ると、駐車場で出会った「神様の多い神社」という言葉にも実感が湧いてきます。
訪問時、宮司さんの姿は見かけませんでしたが、境内はきちんと手入れされているように感じました。
④ お供えや絵馬に感じた、身近な信仰
拝殿には賽銭箱がひっそりと置かれ、カップのお酒がお供えされていました。
おみくじや絵馬も用意されていて、自分で代金を納めて受け取る形式でした。訪問時、絵馬は300円と気軽に利用できる金額に感じられました。
観光客向けの華やかな演出というよりも、日々のお参りの場として大切にされているような雰囲気が印象に残りました。
目立つ看板をきっかけに訪れましたが、境内で心に残ったのは、こうした素朴な風景でした。
⑤ 「効率よく」より、ゆっくり過ごしたくなる場所
最初に看板を見たときは、「一度のお参りでたくさんの神様にお願いできるなら、効率がよさそう」と、少し軽い気持ちで興味を持ちました。
でも、実際に訪れると、急いでお願い事を済ませるより、のんびりと過ごしたくなる場所でした。
旅先では、限られた時間でできるだけ多くの場所を巡りたくなることがあります。それでも、予定になかった場所で足を止める時間も、大切なのかもしれません。
そんなことを思わせてくれた、パンケーキの帰り道の小さな寄り道でした。
ちなみに、おみくじの結果は「吉」。旅行の欄には「よし」とありました。
その言葉を楽しみに、また次の旅へ出かけたいと思います。











