3月20日、宮城県の航空自衛隊松島基地にオリンピック聖火が到着しました。聖火運搬専用航空機が、専用識別番号「JL2020」でアテネからフライトしました。
ここは東日本大震災で壊滅的な被害を受け、多くの戦闘機を失った基地です。また日本国民に大人気のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」の基地でもあります。
ほぼ毎週、基地の上か会場でアクロバット飛行の練習を行っています。特に聖火到着2週間前から、オリンピックシンボルを空に描く練習が行われています。このアートは通常5つの輪で作る「桜」です。桜の形を少し崩してオリンピックの輪にしているのです。
なお飛行練習は常に無料で観覧できます。ほとんどの外国人旅行者はこの事実を知らないでしょう。
松島基地で到着式が開催された後、聖火は津波で壊滅的なダメージを受けた石巻に移動しました。
大津波による大火災で街ごとすべて消滅した「門脇」という地区に展示されました。
というのも、日本は今回のオリンピック聖火を「復興の火」と名付けました。なぜなら聖なる炎が津波犠牲者の魂を慰め、消滅した街に幸運のパワーを付与すると考えているからです。
私達日本人は東京オリンピックを単なる大規模スポーツイベントと考えていません。東日本大震災から復活するための復興の祭と考えているのです。
世界はコロナウイルスによる影響が心配ですが、私たちが延期を歓迎したとしても中止を認めないのは、そのような理由で必ず成功させたいからです。
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