THETA_Z1の手持ちHDRモードの画質の検証

私は、ストリートビューの屋外の広域撮影には手持ちHDRモードをよく利用しています。
その品質を、ノーマルモードと比較しました。

手持ちHDRモード : https://goo.gl/maps/kqUTvCoQgpj1L2wv7
一脚を使用しています。それにより少なくとも高さ方向のブレは抑止できています。

ノーマルモード : https://goo.gl/maps/DVWwWsjZ5EvrJ9m26

手持ちHDRモードでの画質劣化の理由には、以下の2つが考えられます。
・ブラケット撮影の時間差による手ブレ、被写体ブレ
・ISO感度を上げていることによるノイズ
しかしこのように、明るい日中に撮影した静止画同士の比較では、手持ちHDRモードでの画質劣化は、私はあまり感じていません。
そしてもちろん、手持ちHDRモードは暗部と明部との処理をあまり考慮しなくてもきちんと写してくれるので、その性能を重宝しています。

静止画を蓄積して広大な地域のストリートビューを作ることは、とても手間の掛かることです。
Videoモードならばその手間をかなり減らすことが出来ます。
それらの画質を比較しました。

手持ちHDRモード(静止画) : https://goo.gl/maps/wc9H5WiVmc1Xo6Gs6

Videoモード : https://goo.gl/maps/SZQuMq8bL9bfeukY8

両方の写真の解像度は等しいです。
しかし明らかに、静止画の方が画質が良いです。

お手軽に撮影できるVideoモードと、品質が好きなようにコントロールできる静止画との使い分けは、トレードオフです。
どのように撮影するのかについては、撮影に使える時間と必要な品質の条件とを考えながらいつも悩んでいます。

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