日本で一番低い山に登ってきました。
看板には、以下のように書かれています。
「日本一低い山 大阪・天保山 山頂 / 4.53m」
https://goo.gl/maps/j8kasearC6znCe8g6
上記のSVの左下の足元には、国土地理院の二等三角点「天保山」が設置されています。
https://goo.gl/maps/WVS6hxZfCv6bb8cU8
この山に登るためには、一般道から小高い丘を登って降りる必要があります。
丘を降りて遊歩道を歩いているときの景色は以下のようなものです。
https://goo.gl/maps/bY8rQBuPvURNkaM88
この遊歩道の眼下に広がる平地にそびえ立つモニュメントの足元に、天保山の山頂があります。
天保山は、阪神淡路大震災からしばらくの間は立入禁止でした。
しかし地元の保存会の努力によって公園として整備されて、現在は誰もがのんびりと過ごせる場所になっています。
私は仕事に行く途中でここに立ち寄りましたし、撮影に忙しかったので全然のんびり出来ませんでしたが。
そして、通りゆく人もスーツ着て足早に渡船場へ向かう人やジョギングなどで、のんびりしている人はだれも居なかったのではありますが。
そして、天保山では山岳救助隊も結成されています。
現在までのところ、未だに遭難などによる救難要請は出ていないということです。そのことからも、ここは安全な山であると思われます。
さて、この天保山は、三角点が存在する山頂としては日本一低い山、でした。
しかし、最近はもっと低い山が出来たようです。
標高 3m の日和山です。
https://goo.gl/maps/4TipkP7MPQZ7s2Jq7
http://maps.gsi.go.jp/#17/38.256283/141.011351/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
この日和山は元々は標高が 6m もあった高山であり、14段もの階段がある登山道が整備されていました。山頂付近には川口神社が遷宮して来ていました。
そして天保山が1996年に正式に山として国土地理院地図に掲載されるまで、ここが「日本一低い山」でした。
しかし、東日本大震災による地盤沈下と、その後の津波による被害で山体や神社が流されてしまい、一旦はすべてが無くなってしまいました。
その後、地元の方々が砂利を積み上げるなどして3mまで復活し、国土地理院のお墨付きを得て、また「山」と認められることになりました。
するとその標高は、それまで「日本一」だった天保山を1m以上も下回る 3m になってしまったのです。
こうして日和山はまた「日本一低い山」に返り咲きました。
しかし日和山には三角点がありません。
天保山は、山頂に三角点がある山としては現在も日本一です。
これら2つの「日本一低い山」は、どちらも日本の大震災の影響なしには存在し得ませんでした。
地元の方々の復興への願いが込められた場所です。
ぜひ、訪問してみてくださいね。





