先日、Googleモデレーターの @Corrie さんより、“Exclusive: Moderation on Google Maps for desktop” という記事が投稿されました。この中で、デスクトップ版のグーグル・マップで使える新機能が紹介されています。
※レベル４ユーザーにも拡大されました。(2017.03.16確認）
※なんとレベル3にも拡大が予定されています。Stay tuned!
ご存知の通り、この機能は昨年末、Android版マップ・アプリに実装され、レベル4以上のローカルガイドが利用できるものでした。今回のアップデートにより、利便性の高いデスクトップ版のグーグル・マップで利用できるようになります。（但し、レベル5であることが条件です）
現在、生駒山系ローカルガイドでは、"Map Editing Meet-Up in IKOMA"を開催中です。連日、参加者から成果が届けられています。当方も、この機能を使ってバシバシ"Check the facts"を行っているところです。
新機能を試してみよう。
１）
パソコンやタブレットなどでデスクトップ版のグーグル・マップ(maps.google.com)にアクセスし、ローカルガイドのアカウントでログインします。左上の検索枠の左隅を叩くとメニューが左からビロ～ンとスライドインしてきます。
２）
メニューの中段にある「自分の投稿」をクリックします。新機能が有効になっていると、「情報の確認」という項目が出現しているでしょう。英語では”Check the facts”という項目名になっています。（英語の方が分かり易い）
３）
対象となるリスティングが赤丸にプラスマークで表示されます。確認する情報は様々な種類があるので、自分の得意とする分野や既知のモノを選んで編集に参加しましょう。当方は気になる公式ウェブサイトの確認を片っ端から行いました。短時間で多数確認できています。
４）
「情報の確認」では、「はい、わからない、いいえ」で答える三択方式です。Google Mapsに登録申請中の情報をユーザーが精査する仕組みと言えるでしょう。これにより、掲載されるかどうかの判断材料を集めると思われます。不正な情報登録を事前に阻止するとともに、このようなシステムがあることを周知すれば、不正を抑止することにもなるでしょう。
５）
当方が自信をもって編集を申請した件も、この機能でユーザー評価に晒されていました。うっかり自分で「はい」を押してしまったのですが。。。不正な情報登録や編集を阻止できる一方で、編集の公開が遅くなってしまうという弊害もあるように思います。
この機能は、いずれiOS版アプリでも実装が予定されています。しかし、Android版とデスクトップ版を比較した結果、デスクトップ版で利用する方が断然使いやすいです。早急にレベル4にまで適用範囲を広げて頂くことを強く希望いたします。
“Edit a road segment in Google Maps” ←コチラは日本未対応ですね。
コチラの記事とほぼ同時に、“Exclusive: Edit a road segment in Google Maps” が公開されました。記事の内容から「日本じゃ無理かな」と思いましたけど、予想通りの結果です。日本では住所表記や命名のルールが欧米と異なりますので、日本独自の問題点に着目した編集機能が必要と思われます。それが何かは、生駒山系ローカルガイドから発信できればと思っています。
