先日、私が京都を訪れたということは以前の「晴れの日に行きたい京都のお寺 龍安寺」でも書かせていただきました。
今回はその番外編のような形で、京都観光するにあたって見たいところを効率よく巡る方法について書いていこうと思います。
幼いころから家族との小旅行や学校での遠足など様々な機会に京都を訪れてきましたが、そのほとんどの交通手段は鉄道もしくはバスを使用してきました。
時間通りやって来る鉄道や数分おきにやって来るバスはもちろんのごとく便利であり、行きたい場所の観光地の前まで確実に連れて行ってくれます。
しかし、少しわき道に隠れたユニークな地点やお店などは通り過ぎてしまったり見落としてしまっていることに気が付きました。
そんなことで今回は自転車で縦横無尽に京都を駆け巡ろうと思い立ち京都のレンタルバイクショップをマップ上で探し始めました。
レンタルバイクショップと言うと、だいたい出先の街角などでよく見かけ店頭にて乗りたい自転車を選んでそれから借りるというのが一般的なレンタル方法ではありますが、今回私は非常にユニークなサービス形態を持つレンタルバイク屋さんでレンタルすることにしました。
デリバリーレンタサイクル京都ちりんちりん二条城センター
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どんなシステムかを少しだけ紹介します。
京都市内を中心に展開するデリバリー型のレンタルバイク店。
こちらのレンタルバイク店が普通の店と大きく異なるポイントは、自転車を宿泊先や指定した場所まで届けてくれるという柔軟さであり、ネット予約や電話などで連絡をしっかりと取っておけばわざわざ店舗まで出向く必要なく指定した場所で待っているだけでokということでしょう。
また、返却の際も市内数カ所の宿泊地や主要なスポットで乗り捨ても可能であり効率よく京都観光をしたい方には最もおすすめです。
基本的にはデリバリーがメインとなりますが、事前に連絡を取り合えば御金神社横に位置する店舗で受け取り、返却も可能です。
バス、鉄道や地下鉄を使わずに自転車で縦横無尽に効率的に京都観光を楽しみたい方はぜひこちらで自転車をレンタルしてみてください。
このようなデリバリー式のレンタルバイクショップを選んだ理由として
- 碁盤の目状に区画された京都は自転車など自分の感覚で巡るには超簡単で効率がいい
- 知らなかった世界や街中に隠れていたおもしろいポイントを発見できる
- 立ち止まりたいときにすぐに立ち止まれる
- 時間にとらわれない自由な行動ができる
- 健康的である
- エコである
レンタルしてみて感じた自転車観光のデメリット
- その日の天候や路面状態に左右されやすい
- 運転を伴うのでお酒を飲むことができない
- パンクなど自転車の故障時の対応に困る
最後に、自転車と共に巡った京都を紹介しようと思います。
京都を自転車で観光している中で一番度肝を抜かされたのは巨大な寺院(妙心寺)の境内の中へと平気な顔して自転車で入っていく女性たちの姿があったことでした。
巨大寺院×ママチャリという不思議な光景を目にした私は自転車で境内を駆け抜ける女性たちの姿以上に、こんなにも急いで境内のどこへ行くのかが気になって後を追いかけてみることにしました。
次から次へと自転車をこいでいく方々の行く先にあったのは幼稚園であり、ちょうど夕方の迎えの時間であることが分かりました。
注意して行きかう人を見ると、そのほかに近くの学校であろう生徒たちの通学路として使われていたり、散歩道として、自転車やバイクの抜け道として利用されているのにも気が付き他にはない京都の生活感を感じることができました。
このような歴史のある大寺院も地元の方の生活の一部に溶け込んでいて、人々との距離感の近い京都を発見することができました。
喫茶店に入る際にも店の軒下へ駐車することができて便利でした。
最後には乗り捨てでもよかったのですが、御金神社とその横にオフィスを構える自転車屋さんが気になったのでそのまま乗って持っていくことにしたのですが残念ながらスタッフはおられずそのまま自転車を置いて帰ることにしました。
もちろん鉄道やバスもしっかり整備された京都ですので交通機関を使っての観光も、この投稿のように自転車でもどちらもオススメです。様々な手段で旅行を楽しみましょう。