THETA Z1、V で、VR用の4K動画を撮影しつつ、その動画をストリートビューにも転用する方法をご紹介します。
天頂補正してからアップロードも出来ますよ。
Androidスマホの THETA アプリで 4K動画を撮影して、その動画をVRとして活用している方も多いでしょう。
しかし、その動画をストリートビューアプリで読み込むことは難しいです。
安定してストリートビューを作成できるように、以下の手順を推奨します。
- THETA Z1 の電源をONにします。Wi-FiもOnにしてください。
- Androidスマホのストリートビューアプリを起動します。
- 同じスマホのTHETA アプリを起動します。
- THETA アプリの動画モード画面で、EV値(明るさ)を設定します。
- ストリートビューアプリの現在地ボタンをタップします。(※1 おまじない)
- ストリートビューアプリで 6.7K動画の撮影をします。短くて良いです。(※1 おまじない)
- THETA アプリで、目的のVR動画(4K)の撮影をします。
- ストリートビューアプリに、4K動画のサムネイルが出来ていることを確認します。(※2 4K動画のサムネイルの出現)
- 4K動画を、Z1またはVからスマホにダウンロードします。
- 該当する動画ファイルをPCにコピーします。
- PCにコピーした動画ファイルをに、天頂補正などの画像処理を施します。それをVR動画として利用してください。(※3 天頂補正などの処理)
- (必要なら)画像処理をした動画ファイルをスマホに書き戻します。(※4 動画ファイルの置き換え)
- ストリートビューアプリからアップロードします。
以上で完了です。
(※1 おまじない)
手順 5.と 6. の作業を、私は「ストリートビューアプリを活性化する作業(おまじない)」と呼んでいます。
これを行わないと、ストリートビューにダウンロードした 4K 動画とGPSデータとの紐付けに失敗することがあります。
(※2 4K動画のサムネイルの出現)
手順 8. でサムネイルが出来ていない場合には、サムネイルが出来るまで、以下を順に試してみてください。
・ストリートビューアプリを一旦終了して(スワイプアウトする、など)、再度起動してください。「1枚の画像をインポートしますか?」と問われたら、インポートしてください。
・THETA Z1またはVを再起動してください。
・スマホを再起動してください。
以上の操作をしてもサムネイルが現れない場合は、ストリートビューを作成することは諦めてください。
諦めきれなければ、以下のような方法があります。
https://www.localguidesconnect.com/t5/Street-View-Discussion/GSV-app-video-mode-issues-with-Theta-V/m-p/968623/highlight/true#M23061
(※3 天頂補正などの処理)
PC版のTHETAアプリを利用すると、天頂補正と同時に回転ブレの補正も行われます。通常はその処理だけで充分安定した動画が得られます。
なお、スマホ内の動画ファイルの場所がわからない、などの場合には、以下をご一読ください。
https://www.localguidesconnect.com/t5/Street-View-Discussion/Can-you-loook-or-delete-quot-Files-saved-in-SV-app-quot/m-p/1191903#M27896
(※4 動画ファイルの置き換え)
同じファイル名でスマホに書き戻せば、その動画をアップロードしてくれます。
ただし、「Street View ready pro」の仕様を理解したのちに、自己責任でお願いします。
https://developers.google.com/streetview/ready/specs.html
その中に、「いかなる安定化措置も施さないこと(The camera should not perform any motion stabilization to the images.)」とも明記してあります。
そのため、上記のように、アップロードする動画ファイルに天頂補正と手ブレ補正を施すこと自体が、既に仕様書に違反していることになります。
でも私は、ストリートビューとして公開される初日から天頂方向が正しい写真で公開してほしいので、このような処理を施してからアップロードするときもあります。
動画ファイルの置き換えについては、以下もご参照ください。
https://www.localguidesconnect.com/t5/Street-View-Discussion/You-can-adjust-the-video-you-want-to-fix-brightness-etc-before/m-p/1897940#M35877
上記の一連の作業は、私の環境では成功していますが、他の環境でうまくいく保証はまったくありません。
そのため、同様の撮影活動をしている方々から多くの実例を教えていただけると嬉しいです。
最新の実験結果を報告します。
ストリートビューアプリとTHETAアプリとの両方を立ち上げています。
そのまま、THETAアプリで4K動画を撮影します。 …(動画1)
おまじないを行わないと、ストリートビューアプリに読み込めた場合でもGPSデータが紐付けされていない場合がありますが、
今回は見事にそれを再現できました。
ストリートビューアプリで現在位置ボタンをタップします。おまじないは片方だけ実施してみました。
そして再度、THETAアプリで4K動画を撮影します。 …(動画2)
この動画には天頂補正をしてからアップロードすることにします。
もう一度、THETAアプリで4K動画を撮影します。 …(動画3)
この動画は補正をせずにアップロードします。
スマホへのダウンロードは正常に出来ました。
上から順に
(動画3)
(動画2)
(動画1)
です。
特筆すべきことは、(動画1)の距離が 0.00 km であることです。
これは、GPSデータとの紐付けが失敗したことを示しています。
(動画1)では、きちんと意味のある距離を移動して撮影しています。
https://www.dropbox.com/s/51ntjv3j0kzxuqo/20191031_104129_1.mp4?dl=0
(動画2)のオリジナルはこちら。
https://youtu.be/611bEQMKTsE
https://www.dropbox.com/s/eqwz0wyop2hij95/20191031_104248_3.mp4?dl=0
(動画2)を天頂補正したもの。これをアップロードします。
https://youtu.be/dfI3eLaOpmY
https://www.dropbox.com/s/n0cxkyudo6yoere/20191031_104248_3_er.MP4?dl=0
(動画3)
https://youtu.be/KWGYtK839gw
https://www.dropbox.com/s/df46uch1vmva1or/20191031_104326_5.mp4?dl=0
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- ストリートビューサーバーへのアップロード結果
(動画1)は、GPSデータとの紐付けに失敗しているためにアップロード出来ませんでした。
天頂補正した(動画2)から作成されたストリートビューは、ストリートビューとして公開された最初の時点から天頂が正しいです。
https://goo.gl/maps/wbyU4gFxUeMARSnq5
(動画3)から作成されたストリートビューは、現在はカメラの傾きのままでストリートビューが公開されています。
しかし、このあといつか、自動的に天頂補正される可能性があります。(一ヶ月後か、一年後か、、、)
https://goo.gl/maps/WSvAWPCRddqRYuBh8
このように、動画ファイルを、天頂補正してから置き換えてアップロードすることで、最初から天頂が正しいストリートビューを得ることが出来ますが、
「Street View ready pro」の仕様を理解したのちに、自己責任でお願いします。
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